きれい。でも高くておいそれと手が出ない。
そんな「憧れ」のノートを、先日2冊ももらってしまった。嬉しすぎる。

どちらもB6サイズ

中は83枚の色紙
きれいなグラデーションが印象的な美篶堂のノート。これは、淡い色合いでまとめられている。丸背上製ノート<霞色>の中では、この紺色の表紙が一番素敵だ。中のグラデーションもとっても私好み。
でもきれい過ぎて、何に使おうか悩んでしまう。「サイン帳」のように、一生の記念に残るような使い方がいいのかもしれないなー。でもあいにく、近々卒業したり長年勤めた職場を退職したりする予定もない。
しっかりした製本を活かして、アドレス帳として使っている方もいるようだけれど、多分我が家では83枚も使わないだろうな・・・。
うーん、悩む。写真を撮ったあと、このノートはまた袋の中へ。

ハードカバーケースノート
こちらは実用的で、使っている方も多いかもしれない。中のノートが交換できるタイプ。だから美篶堂のノートの中では、気軽に使える方だと思う。
で、さっそく使ってみた。
わー、さらさらで書きやすい!使ったペンはペリスケ・ブルー。インクは相変わらず、Kobe INK物語「摩耶ラピス」。絵を描くのに、この紙とこの万年筆(とこのインクも、かな?)の相性が抜群だ。気持ちいい〜。たぶんこの万年筆が、丸っこくてシンプルな文字を書くために作られてるから、なのだろう。
ちなみに下の猫は、3枚目の写真に写っているプラチナのセルロイド「キンギョ」で描いたもの。この万年筆は、やっぱり日本語の文字を書くためのものだと思った。

(描いてあるのは、作ったものの絵)
このノートはこんなふうに、イラストのラフや、何かを作ったときの原案を描き留めておくつもり。大抵そういうのはチラシの裏に描いているので、今までは仕上がったら捨ててしまっていた。
でも、のびのびと描いているせいか、ラフの方が出来がよかったりする。物を作ったときには、完成品が手元に残らない場合も多いし。
デジタルデータで残しても、それを見返すのはけっこう面倒くさい。
いわば、保存目的の落書き帳といったところ。ほぼ日手帳は落書き以外にも色々な情報が書き込んであるので、落書きは落書きだけで、まとめておくことにした。
ところで美篶堂には「友の会」なるものがあり、年間3,150円を支払うと、このハードカバーケースノートが1冊もらえたり、伊那市の工場を見学できたりするらしい。実は、「美篶堂」という名の由来は、創業者の故郷である長野県伊那市美篶(みすず)という地名から来ているのだとか。知らなかった!
こんな素敵なノートを作っている会社が県内にあるなんて、なんだか嬉しい。ぜひ応援したいと思い、この友の会への入会を検討しているところ。

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