去年プラチナポケットのチューリップを使い始めてから、「いつか本格的な万年筆を買うとしたらコレ!」と心に決めていたのが、プラチナ万年筆セルロイド「キンギョ」。
先日ravenがペリカンのスーベレーン M405 シルバートリムを買い(記事はコチラ)、ここ1年ネットショップを見てきて最安値のお店を見つけたこともあって、私もついに「ぽち」してしまった。

まずは付属の箱に入れたまま撮影
は〜、箱からして、プラチナポケットとは違う・・・。紙と透明なプラスチックでできたスライド式ケースではなく、ベロア調の生地が外にも中にも張ってある、高級感漂う化粧箱だった。0がもうひとつ増える万年筆だと、これが桐とかになっちゃうんだろうか。すごいなー。
まあ箱のことはいいとして、さっそく今年のカズンに挿してみる。

下はプラチナポケットいちご
来年のカバーは買っていないのでよく分からないけれど、とりあえず今年のカバーには問題なく挿せた。出し入れもスムーズに行える。
ちなみにオリジナルのカバー(2008年版ヌメ革・写真はコチラ)には、ぐっと押し込んでなんとか入る程度。やはり気軽な携帯用には向かないみたい。

いちごより2cmくらい長い
来年もカズンはこれでいくつもり。中字のキンギョは日記のページ用、いちごは家計簿のページなど、細かい文字用。ポケット万年筆で大きい文字を書いていると疲れるので、中字で軸も太い万年筆が欲しかったのだ。
手紙なども、キンギョで書く予定。

(方眼は1マス3.7ミリ)
どちらも入っているのはプラチナのブルーブラック。このインクは、書いた直後の鮮やかな青、乾いてからの深い藍色、時間がたったときの渋い紺色、という色の変化がとても気に入っていて、全然浮気する気も起こらずに使い続けている。
でもインクの出方が違うみたいで、今はキンギョの方が薄い。いわゆる「インクフローがシブい」ってやつか。私は筆圧が高めなので、そのうちドバドバ出てくるようになっちゃうかもしれない。
今後の書き味の変化も楽しみなところだ。
それからこのキンギョで気に入っているのは、首軸のところまでセルロイドになっているところ。色々見てみたけれど、端から端までセルロイドって、ありそうでなかなかなかった。
今年の夏に出た新製品「ミッドナイトオーシャン」がまた素敵で、キンギョの使い心地によっては、プラチナ万年筆のセルロイド2本目に突入してしまいそうだ。
*万年筆関連記事まとめ
*プラチナ萬年筆(キンギョが載っているページはコチラ)

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